こんにちは!
妊活・妊娠情報サイト「ももいろファミリー」のももです。
現在妊娠7ヶ月、お腹の赤ちゃんは24週です。
結婚前から「育休取ってね」と合意していた我が家
私は現在妊娠中で秋に出産予定ですが、
夫には産後3ヶ月〜6ヶ月の育児休暇を取得して貰う予定です。
もともと結婚前から将来のプランについてはしっかり話し合ってきた方で、「いつか子どもが生まれたら、育休取ってくれる?」というのを確認していました。
私は今でこそ会社を退職して個人事業主と言うかたちで働きはじめましたが、
当時はまったく会社を辞める気はなく、私も育休を取る予定での考えです。
そんなわけで、妊娠中期に入った頃から、早めに会社に申し出てもらい、職場に迷惑をかけず育休を取得するため、手筈を整えてもらっているところです。
「イクメン」という言葉が浸透している世の中に感じますが、
実態として、2016年度の男性の育児休業取得率は3.16%と非常に低水準。
大前提として、
あまり男性の育休取得率が高くない会社で、その声を上げることを躊躇わずにいてくれた夫と、
その申し出を嫌な顔せず受け入れようとして下さっている夫の会社の皆様には、心より感謝しています。
夫の育休はいつから取得する?
ちなみに、現時点の予定では、夫の育休は赤ちゃんの生後2ヶ月〜3ヶ月頃から取ってもらおうと思っています。
元々は、新生児期から取ってもらおうと思っていたのですが、
出産直後は私の母がサポートしてくれることになったことと、
先輩ママさんたちから「動き始める生後3ヶ月くらいからのほうが大変になる」という意見を複数貰ったからです。
旦那に育休を取ってもらうと決めた3つの理由
私が夫に育休を取ってもらいたかった理由は以下のとおりです。
- 乳幼児期というかけがえのない期間を夫婦の宝物に
- 精神的、身体的なサポート
- お互いに1人でも子どもを見られるように
1. 乳幼児期というかけがえのない期間を夫婦の宝物に
1つめの理由が、最大にして全てと言っても過言ではないです。
子どもの「乳児期」という二度とない短い期間を、出来るだけ長く、2人で一緒に見守りたいという思いがあります。
ある書籍によると、
夫の育児への協力姿勢が低いことが離婚の原因になったり、
直後そうならなかったとしても、熟年離婚した夫婦の妻の意見で「乳幼児期の育児への協力姿勢」を挙げる方が少なくないといいます。
勿論、育児休暇を取ることで離婚を回避できるというのは暴論であり、
実質は育休中であれ仕事を続けているのであれ、夫の言動の問題であることは間違いありません。
育休を取らずとも、積極的に育児をされている方も多数いらっしゃると思います。
ですが、こうも考えられます。
夫婦が2人揃ってフルタイム育児にコミット出来る期間は、育休中以外無いのです。
子育ては乳児期で終わりではありません。
20年近く続いていく夫婦2人の共同作業です。
ですが、大富豪でもない限り、夫婦どちらか、あるいは夫婦両方が20年間働き続けなければいけないという事実があります。
育児をキッカケに、夫婦2人が24時間一緒に過ごす時間が作れる。
私は、それ自体に価値があると思っています。
そんな時間の中で、夫と子どもと同じ空間・時間を過ごし、沢山の会話を紡ぎたいのです。
中には夫と24時間一緒に過ごすのは逆にやりづらい、という方もいらっしゃるかもしれません。
勿論そういった方の考えも否定はしません。
2. 精神的・身体的なサポート
産後の女性は、出産後にホルモンバランスの急激な変化によって、精神的に不安定になるとされています。
これが悪化すると、産後うつなどの症状につながってしまうのです。
また、身体的にも、出産直後は自身の身の回りの世話や家事すらままならない状態になるお母さんもいます。
実際、私の母は自然分娩で産んだときも、帝王切開で産んだときも、
産後の身体疲労が激しく、寝たきりに近いような状況になった時期もあったそうです。
その際は、祖母(母の母)に家事などを一任したと言っていました。
こればかりは赤ちゃんを産んでみないと分かりませんが、
そのようなリスクがある中で、育休中の夫の存在はやはり大きいと思います。
3.お互いに1人でも子どもを見られるように
実際に会社の先輩に聞いた話ですが、
あるお父さんは仕事が非常に多忙で、新生児期から、平日は殆ど子供と顔を合わせることが出来ない状況が何ヶ月も続いたそうです。
その結果、1歳半になっても、お子さんが激しくぐずってしまうため、お父さん1人で子どもを預かることが出来ないそうです。
そのような状況では、お母さんは友人の結婚式等のイベントにも出るのが難しいでしょうし、もっと日常的にいえば、美容院や産後の骨盤矯正等に行く時間を作れません。
これ自体も辛いことですが、
もっというと、
突然お母さんが病に倒れてしまったらどうなるのでしょう。
言うまでもなく、お父さんが子どもをしっかり見られるような体制を整えておくメリットは計り知れません。
夫が育児休暇を取るデメリットは給与面?
唯一、気にしたのは給与面でした。
育児休暇中、基本的に会社からのお給料は支給されず、育児休業給付金が支給される形になります。
その際の支給金額は、
- 育児休業を習得してから180日目までは育児休業前の給料の67%。
- 育児休業を習得してから181日間からは育児休業前の50%。
となります。
(※ただし給与が高い場合であっても、最大支給額は286,023円です)
これだけ見ると不安になるかもしれませんが、
実は、育児休暇中は、厚生年金・健康保険・所得税が免除されます。
※住民税はかかりますが、育休を取ることで所得の総額が減るので翌年の住民税が安くなる場合があります。
なので、手取りが67%になるかというとそうではなく、それより多いんです。
勿論、フルで働いているときより手取りは少なくなりますが、
それだけの補助があってして長いお休みを頂けるなんて、改めて考えると凄い制度です。
私はこれらの事実を知ってから、育休中の給与面についてはデメリットとは思えず、育休を活用するメリットの方が大きいと思えるようになりました。
以上、とても長くなりましたが、夫の育休に対する私の考え方でした。
まだまだ少数派の意見だと思いますが、旦那さんの育児休暇を考えている女性の方、または育休取得について悩んでいるご主人の一助になれば幸いです。